西蓮寺では、浄土真宗本願寺派の法式に則って、葬儀・法事などの仏事を執り行います。
門信徒(檀家)の皆様からのご依頼はもちろん、門信徒外の方からのご依頼も承っております。
ご依頼の際の注意点
- 葬儀・法事の日程は、必ずお寺側と相談して決定する流れになります。
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既に決定した日時を指定して「この日に葬儀(法事)をお願いしたい」と依頼されても、既に予定が入っており、お受けできない場合があります。
- 土日・祝日にご法事をお考えの場合は、お早めにご相談下さい。
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土日祝日は法事のご依頼が重なりやすいです。西蓮寺では早く受けたご依頼から予定を決めておりますので、早めにご依頼いただくほど、ご希望の日程を予約しやすくなります。西蓮寺では、目安として「3ヶ月前」にご相談下さい、とお願いしております。
- 直前のご依頼となってしまった場合も、予定が空いていればお引き受けは可能です。
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直前のご依頼はすべてお断り、ということではありません。(葬儀のご相談は必ず直前のご依頼になりますので。)
予定が空いていれば対応可能ですので、ご相談下さい。
葬儀ご依頼の流れ
近年はご自宅ではなく病院や施設などで亡くなられる方が多く、その際はすぐに葬儀社の方が対応して下さいます。葬儀社に依頼すれば、以後は基本的に葬儀社の方がお寺との連絡・やりとり(依頼含む)の仲介をしてくださるかと思います。
仏式のお葬儀については、①臨終勤行(枕経) ②お通夜 ③葬儀 という流れで行います。①の時に詳しいお通夜・葬儀の時間の打ち合わせを行います。
③葬儀の後に出棺、④火葬(荼毘)となります。(地域によっては、④ののち③になる場合もあります)
近年では、④の後、同じ日に初七日(しょなのか)の法要をあわせて行うことが多くなりました。
初七日とは、亡くなられてから7日目(6日後)に行う法要です。しかし、仏式の葬儀では亡くなられてから葬儀までおよそ2日ほどの時間を要するため、初七日は「葬儀終了の約4日後」となり、身内の葬儀とは言えそこまで休みを取ることが難しい時代である昨今は、初七日まで葬儀と同じ日に行わせてほしい、というご要望が多くなっています。
本来、④火葬の後に、お骨になって戻ってこられた際に行うのは⑤還骨勤行というお勤めですが、初七日のご要望がある場合は、還骨勤行にあわせて行うという形を取らせていただいています。なお、初七日法要を行ったということは、四十九日(満中陰)の法要をもって締めくくり=節目となりますので、そちらの予定の打ち合わせも行います。
法事ご依頼の流れ
法事は御命日に行うのが原則ですが、仕事などの都合により日をずらさなければ難しい場合があります。その際に「命日よりも早めに行う」とお考えの方が多いのですが、そのような決まり事はありません。日程はお寺との予定の調整もありますので、結果的に命日よりも後ろにずらすこともあります。おそらく「忘れずに早めに法事の準備をしましょう」という注意事項だったものが独り歩きしているのではないかと思われます。
法事は基本的にお電話でご相談を頂いております。ご希望の日付・時間をお知らせ下さい。ただし、そのご希望の日付・時間に既に予定が入っている場合はお断りすることになりますので、複数の候補日・時間をご検討いただけると助かります。
西蓮寺では①11時~ ②13時~ で法事を勤める事が多くあります。いずれも、特に指定がない場合は、法事の時間は1時間程度(読経・法話・お焼香)とお考え下さい。
お寺を会場にして法事を勤めることも可能です。会場使用料などはかかりません。現在コロナ対策で少し座席を減らしていますが、20~30席(すべて椅子席)で参拝できます。冷暖房も完備しております。
お寺を法事の会場にすることへのメリットとしては、①そのまま墓地や納骨堂のお参りを合わせて行うことができる ②家族・親族に菩提寺とお墓・納骨堂を伝えることができる などがあります。